相続人である母が放棄した財産の分割について

Q、父が亡くなり相続人が私と母しかいないのですが、母が相続を放棄すると言っています。この場合母が放棄した分の財産はどう扱うべきでしょうか?

私の家族は娘である私と、今回被相続人となった父そして母の3人家族です。
父が亡くなり相続人となったことで、父が残してくれた財産を私と母とで分割するのですが、母が財産は受け取らなくて良いので放棄すると言っています。
母が放棄した財産について私がその分までを全て引き受けてしまってよいのでしょうか?
それとも他に相続人は見つけて分与する必要が出てくるのでしょうか?
詳しいことが分からずに困っています。

税理士さんにお願いしようかとも思ったのですが、税理士さんに相談すると費用が必要になってしまうので、まずは分かる範囲で自分なりに調べることができたら良いと思っています。
また母の代わりとなる相続人を見つけるのであれば誰が相続人になるのでしょうか?
他に相続人を見つける場合には母が相続するはずだった財産をすべて他に見つけた相続人の方に分与しなければならないのでしょうか?
詳しい部分などについて全くわからない状態で、父も遺言書など残していなかったためどうするべきなのかとても困っています。
相続税の申告などもあるようなので気持ちばかりが焦っていますが、どうするのが1番よい方法になるのでしょうか?

A、本来の相続人である方が放棄した場合には法定相続人を探します。

上記のようなケースではお父様が亡くなられたことによって、相続人となるのが基本的に娘さんであるあなたとお父様から見て配偶者であるお母様になります。
しかし、お母様が相続を放棄すると言っているのであれば、その次に行うのは、法定相続人を探すことになります。
ただし法定相続人を探して分割するつもりがなければ、相手を探さずに娘さんであるあなたがお母さんの分まで引き受けても良いでしょう。

特に遺言書などが残っていなければ、そういった形でも相続問題を終了させることができます。
ただ、あまりにも多くの財産が残っていたり、お母さんの代わりに誰か親族が財産を引き受けたほうが被相続人であるお父様も喜ぶだろうと思う場合には、やはり法定相続人を探して話をするのが1番と言えます。
その場合法定相続人になるのは被相続人から見たご両親となるので、被相続人のご両親どちらか、または両方ご健在であれば法定相続人として遺産分割に加わってもらうと良いでしょう。

ただしここでの取り分というのは原則として、遺留分となっていますので、どれだけの取り分になるのかを細かく計算するために税理士に相談した方が良いです。
このような話し合いを持って円満な解決を行うことができるでしょう。
ただし、被相続人であるお父様から見たご両親がすでに亡くなられているといった場合には、やはり娘さんであるあなたが全ての財産を引き継ぐといった形になります。
その際には残っている財産が多ければ多いほど支払う相続税も多くなってしまいますので、どれだけの相続税を支払えば良いのかについても、税理士さんに計算してもらうと良いです。

また残っている財産が現金だけではない場合多くの手続きが必要になりますから、こうした手続きについても税理士さんにお手伝いしてもらうと良いです。
その際税理士さんにどれだけの費用を支払うのかというのはまず相談をする段階で税理士さんに確認してみると安心です。

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